台風シーズンが到来すると、通常の通勤も一苦労です。窓外は激しい風雨が吹き荒れ、通勤時間には特別な準備が必要になります。今回は、台風時の通勤衣装や注意点について探ってみましょう。
台風時の通勤服装の選び方
レインコートは不可欠？
台風の際の強風と豪雨には、傘だけでは防ぎきれません。駅までのわずかな距離でも、簡単にずぶ濡れになってしまうことがあります。そのため、台風日の通勤ではレインコートが必要です。軽い雨であればポンチョタイプが便利ですが、風雨が激しい場合は、しっかりとした分割式のレインコートを選ぶと良いでしょう。
通勤靴の選び方
台風の日は水たまりが至る所にでき、普段履きの靴ではすぐに水浸しになってしまいます。このため、防水性の高いレインブーツや専用のレインシューズを履くことをお勧めします。特に女性向けにはおしゃれなデザインのレインブーツが多く、男性用にも機能性を重視したレインシューズが豊富に用意されています。
通勤時の着替え
台風時には会社に常備する着替えの準備が重要です。特に予備の服と靴を用意しておくと、到着後にすぐに着替えることができ、一日を快適に過ごせます。鞄に入れて持参する場合は、防水バッグを使用するか、ビニールに包んでから鞄に入れると安心です。
着替えで用意するもの
必要なものは、オフィス用のシャツ、ネクタイ、スーツ、靴下、下着、そして予備の靴です。スーツは重たいので、可能なら事前にオフィスに置いておくと便利です。また、タオルを手の届く場所に置いておくと、急な濡れにも対応できます。
台風の日に自転車通勤は避けよう
台風の日に自転車で通勤するのはリスクが高いです。特に風は予測が難しく、前からの風、後ろからの風、さらには横からの風など、あらゆる方向からの風により、バランスを崩しやすくなります。さらに、強風で駐輪した自転車が倒れる危険もあるため、安全を考えると公共交通機関を利用するか、可能なら在宅勤務を選択することをお勧めします。
台風時の徒歩通勤の注意点
徒歩での通勤は自転車に比べれば安全性が高いとされていますが、それでも台風の日には様々なリスクが伴います。
１．飛来物の危険
⇒予測不可能な方向から飛来物が飛んでくることがあります。
２．水しぶきに注意
⇒通り過ぎる車から大量の水しぶきが飛んでくることがあり、全身が濡れることも。
３．移動に余裕を
⇒強風と雨で歩行速度が落ち、通常よりも時間がかかります。
これらの理由から、徒歩での通勤は通常とは異なる準備が必要になるのです。
駅に到着した後のトラブル【体験談】
駅に無事到着しても、トラブルは終わりません。
・電車の遅延や運転見合わせが発生していることが多い
・駅のホームや入口では入場規制が敷かれ、大混雑が発生している
・駅周辺のカフェは満席状態で一息つく場所も確保できない
・バスやタクシーを待つ列が異常に長い
レインコートを着用していても、中は汗ばみ蒸し暑くなりがちです。大雨をかいくぐって駅までたどり着いたとしても、休息の場所を見つけるのは一苦労です。
このような状況では、職場へ連絡して出勤時間の遅延を伝えること、急ぎの業務があれば対応を依頼するなどの措置が必要です。
