履歴書を直接手渡しする場合、封筒の記載方法は郵送時と異なります。
具体的には、どのように記載するべきでしょうか？
✅表面に会社の住所や宛名を記載すべきか？
✅裏面には自身の住所や名前を書く必要があるのか？
✅封筒の封を糊付けするべきか？
また、受付や面接官に渡す際に心がけるべきポイントとは何でしょうか。
ここでは、履歴書の封筒の記載方法や手渡しのマナーについて詳しく解説します。
履歴書を手渡しする際の封筒の記載方法
履歴書を直接手渡しする場合の封筒の書き方を確認しましょう。
封筒の表面に宛名や住所は必要？
履歴書を直接持参する場合、封筒の表面に会社の住所や宛名を記載する必要はありません。郵送ではないため、この情報は不要です。
では、封筒そのものが不要なのかという疑問が浮かぶかもしれませんが、封筒は必ず用意しましょう。封筒を使うことで以下の利点があります。
1. 大切な履歴書を汚さない
2. 選考書類を丁寧に扱う印象を与えられる
例えば、封筒に入れずにバッグから書類をそのまま取り出すと、書類が折れたり汚れたりする可能性があります。また、その様子は相手に対して、重要な書類を雑に扱っているという印象を与えかねません。
封筒の裏面に自身の住所や名前は記載するべき？
履歴書を直接持参する場合でも、封筒の裏面左下には自身の住所と名前を記載しましょう。これは、書類の紛失を防ぐためにも役立ちます。
ただし、封筒の封を糊付けする必要はありません。糊付けが不要なため、「〆」マークを記入する必要もありません。
履歴書在中の記載は必要？
封筒に「履歴書在中」と明記するべきかどうかですが、この記載は必須です。
理由は、採用担当者に確実に届くようにするためです。
この記載がないと、会社に届く他の書類や郵便物に紛れてしまう可能性があります。一方、「履歴書在中」と書かれていれば、開封せずとも応募書類であることが一目でわかります。
たとえ直接手渡しする場合であっても、必ず封筒に「履歴書在中」と明記しておくことをおすすめします。
書類の提出方法
封筒に「履歴書在中」と表示する方法
履歴書を含む封筒には、表面の左下角に「履歴書在中」と赤く表示することが一般的です。この表示は、マジックペンで手書きするか、または専用のスタンプを使用しても良いでしょう。
封筒を封するか
封筒を手渡しする際は、面接官がその場で書類を取り出せるように封をしていない方が望ましいです。封をしてしまうと、面接時に面接官に余計な手間をかけさせてしまうことがあります。
履歴書の保護方法
封筒に封をしない場合でも、履歴書はクリアファイルに入れて保護し、その後封筒に入れるのが良い方法です。
履歴書の手渡しマナー
履歴書の提出タイミングは企業によって異なります。受付で提出する場合もあれば、面接時に直接面接官に渡す場合もあります。
受付で提出する場合
受付で封筒をそのまま提出することが一般的ですが、封筒から書類を取り出して提出するよう指示された場合は、その指示に従います。書類は読みやすい向きで両手で提出し、「よろしくお願いします」と一言添えましょう。
面接官に手渡す場合
面接時には、履歴書をクリアファイルごと封筒から取り出し、読みやすい向きにして面接官に手渡します。この際、「こちらが私の履歴書です。よろしくお願いします」と述べて両手で提出することがマナーです。
まとめ
履歴書の正しい書き方と手渡し方を紹介しました。
履歴書を直接持参する際は、封筒の適切な準備と丁寧な渡し方が求められます。封筒を使うことで履歴書を保護し、プロフェッショナルな印象を与えることができます。また、面接当日に使用するバッグの選び方も重要です。書類が折れないよう適切なサイズのバッグを選ぶことで、書類をきれいに保つことができます。適切なマナーで提出することで、好印象を与えることができます。
